ノルウェイの森



インスタグラムで”最近見たおすすめの映画は何ですか?”という質問を頂いたときに
ものすごい勢いで映画の事を語ったのですが、
それでノルウェイの森が私の中で蘇ってきたのでここで
また私から見たノルウェイの森について少しお話をしたいと思います。


村上春樹さんの作品だから愛がたくさんでした。
深い深い、魂と魂のお話みたいな、一言で言えないような。


ノルウェイの森に出会ったのはずっと前。昔はあまり映画に興味がなくてただ面白そう(どこを見て面白そうと思ったのやら笑)と思っておりましたが、ある日インスタグラムでノルウェイの森を見た方がいて、その彼女の話を聞いていたらこれは見なくてはと思い、しかし当時近所にビデオ屋がなかったので見れず、最近やっと見ることができたのです。

大河ドラマから松山ケンイチが好きで、人のセックスを笑うなとかで永作博美さんと共演しているのを見て二人が大好きになって、ノルウェイの森に彼が出ていると知りました。



よく考えてみたらこの映画に出ている俳優さんみんな好きです。
松山ケンイチさん、菊地凛子さん、水原希子さん、高良健吾さん、玉山鉄二さん...
私にとって黄金メンバーです。

舞台は1969年夏、20歳になろうとしていた僕(松山ケンイチ)が、その時恋をしていてその恋はひどくややこしい場所に僕を運び込む。
だってナオコ(菊地凛子)は僕のことを愛してさえいなかったから。

愛するものを無くした悲しみを癒すことはできない。悲しみを悲しみぬいてそこから何かを学び取ることしか僕らにはできない。
”深く愛すること”
”強く生きること”。

まず映像にやられました。
映像だけで涙が止まらなくて。
人々の心に染み込んでゆくんです。
風が自分の周りで本当に吹いているように、緑が近くにいるように深くあり続ける。




その中で物語が繰り広げられてゆく。



ひとつひとつの映像が生きていて、
丁寧で、愛がある感じがした。



出てくるお部屋や衣装も魅力的。



60年代らしくて好きです。




この時代が好きな人が見るにも良いかもしれませんね。


セリフ、動き、ひとつひとつが繊細でこの世のものとは思えないくらい美しい。




たった2、3秒でもなにか伝わってくる。それってすごい。

心に残ったセリフを少し紹介します。

”私、これまでの人生で十分傷ついてきたし、これ以上傷付きたくないの。
幸せになりたいのよ。”


”私のこと覚えていてほしいの。私が存在し、こうしてあなたのとなりにいたことをずっと覚えていてくれる?”

”死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいる”

”死んだ人は死んだままだけど、私たちはこれからも生きていかなきゃならないんだもの”

特に印象に残っているシーン



”キズキ君が死んじゃったあと、いったいどういうふうに人と接すればいいのかわからなくなっちゃって、愛するってことがいったいどういうことなのかもわからなくなっちゃったの”
と菊地凛子さんと松山ケンイチさんが歩きながら話すシーンで菊地凛子さんの言葉一つ一つの言い方に圧倒された。




二人の演技が素晴らしいかった。
話していなくてもこちらには伝わってきた。
”表情で語っている”ような。

日本人しか描けない作品だなと思いました。
私がよくイメージする風の絵図や表情がそのまま現れていて何も言えなくなってしまった。

日本にこういう深い魂な映画があることがすごく嬉しかったのです。

長く長くお話してごめんなさい。
これは皆さんに是非生で見て頂きたいです。きっと私の気持ちがわかるはず。
あなたにとってなにかプラスになれれば嬉しいです。

読んでくれてありがとう。

ミドリ

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